Amazonのギフト券の種類
Amazonのギフト券には「シートタイプ」と「カードタイプ」の2種類があります。
額面は5000円~2万5000円まで種類によって異なります。
これらのギフト券は、コンビニなどでの店頭販売用の現金購入のみで、クレジットカードの利用ができません。クレジットカードで購入→現金化の流れをつくるには、Amazonのサイト内での購入に限ります。
Amazonのサイトでギフト券を購入すると、「Eメールで番号コードを送信するタイプ」「自身で印刷して入力するタイプ」「番号がプリントされたものが送付されるタイプ」などがあります。
複数のギフト券があって選択に悩みそうですが、以下に現金化に最適な券種を明記しています。スピーディーな換金というのも必須条件になります。
Eメールタイプ | 印刷タイプ | |
金額 | 15円~50万円 | 15円~50万円 |
お届け時間 | 注文完了から約5分 | 注文完了から約5分 |
有効期限 | メール送信から1年 | PDF送信から1年 |
このほか、グリーティングカードタイプ、ボックスタイプ、封筒タイプもあります。
クレジットカードも使用でき、金額は1000円~5万円までですが、いずれも即日で受け取るのが難しい場合があります。
迅速なカードによる現金化という点では、「Eメールタイプ」と「印刷タイプ」の2通りに絞られます。
現金化するための方法
クレジットカードで入手したAmazonギフト券を換金する作業に入ります。
換金にはいくつかの方法があります。自分でする場合、オークションサイトに出品や金券ショップへ買い取ってもらうパターンがあります。
ただし、オークションサイトでは、額面以下の換金率になります。物品の場合、プレミアム度などもありますが。
もう一つは、業者に買い取ってもらう方法です。
ネットで探せば、Amazonギフト券を専門に買い取っている業者もあります。
換金率は80%前後が多いかと思われます。
特に「Eメールタイプ」や「印刷タイプ」の場合は、実際にギフト券自体を売買するわけではありません。券面に表示された数字が金券になり、この数字を入力することによって商品購入が可能になります。
業者へ買い取ってもらう場合、メールなどでこの番号を通知して、確認後に指定の口座に売買代金が振り込まれます。全ての売買行為がネットで完結し、短時間で現金化が可能になるシステムです。
簡単にいえば、ネットで数字を右から左に移動させるような感じで、非常に合理的で負担のかからないカードによる現金化ともいえます。
売買システムがシンプルで悪質業者の温床にも
Amazonギフト券による現金化の流れは、とてもシンプルと言えます。
新幹線の回数券を窓口で購入するよりも、はるかに労力が少ないのです。その分、悪質な業者もはびこる原因にもなります。
実際に複数のサイトでは、Amazonギフト券をめぐって、悪質業者の報告もされています。
繰り返しますが、「Eメールタイプ」などのAmazonギフト券は、印刷された数字金券と同じ役割を果たします。
通常の流れは、業者に買い取りを申し込むと、番号を通知することになります。
業者が番号を確認後、指定された客の口座に現金を振り込むことになります。このため、番号だけ聞き出して、現金を支払わない業者が後を絶ちません。
現実的に悪質業者を100%見抜くことは、かなり難しいのです。
しかし、被害に遭わない確率を下げることはできます。
業者のホームページで推測する方法です。確認するのは
①業者の所在地が明確に記載され、実在するのか
②フリーダイヤル以外の固定電話があるのか-です。
①と②で不審な点がなければ、実際に電話して応対を観察しましょう。
今後はAmazonでギフト券販売の規制が入る可能性も
Amazonギフト券の買い取り業者は、ここ数年で爆発的に増えてきました。というのも、カードのショッピング枠を使った現金化は、カード会社の「会員規約違反」のため、監視の目が厳しくなっています。
特にカードによる新幹線のチケット購入は、現金化することが多いため、全クレジットカード会社が注視している分野です。
デパートなどの商品券の購入も、現金のみに限られています。
金券をカードで支払う機会が減少しているか、厳しくなっているため、Amazonギフト券に着目し始めた業者も数多く参入してきました。
そのため、比例するように悪質な業者も増えてトラブルがひんぱんに起きるようになりました。
Amazonでは今後、ギフト券購入に関して規制をかけてくる可能性もあります。
例えば連続した購入は不可能にしたり、有効期限を短くして転売に向かないようにすることも十分に考えられます。
まとめ
クレジットカードによる現金化は最近、Amazonギフト券も注目を浴びるようになりました。
それだけ、スマホなどの携帯端末のユーザーも増え、ネット社会が浸透している現状があるからです。
しかし、Amazonギフト券などを取り扱う業者も、同じくネットのみのやりとりです。店舗や対面販売という実態がない以上、悪質な業者を見抜くのが難しくなっています。
本人確認不要の便利さを利用しての詐欺被害も急増しているので気をつけるようにしましょう。
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