クレジットカードの現金はなぜ利用する人がいる？
最近クレジットカードの現金化を利用する人が昔よりも大分増えているようです。
このクレジットカードの現金化の仕組みはクレジットカードができた1960年あたりからあったようですが、当初はあまり知られていませんでした。
日本のバブル経済が崩壊し、不景気になり始めた1990年代からお金に苦心する人が増えてきて、徐々に現金化業者が増え始め、近年では2008年に起きた百年に一度と呼ばれる金融危機リーマンショックにより経済が大きく低迷したこと、2010年に総量規制ができたことが現金化の利用者を増やした大きな原因です。
この総量規制というのは消費者金融からの借り入れ、クレジットカード会社のキャッシング機能、信販会社の借り入れの総額が年収の３分の１以上借りることができないということです。
銀行のローンなどのそのほかの借り入れは対象外です。
クレジットカードの現金化はクレジットカードのキャッシング枠ではなく、ショッピング枠を利用しているので、総量規制に引っかからないことから、いろんな人がりようできるようになっています。
現金化のメリットとは
ではこのクレジットカードの現金化にはどのようなメリットがあるのか？
具体的に見ていきましょう。
1.すぐにお金を借りることができる！早ければ10分程度で可能！
この現金化の優れた特徴は欲しい時にすぐ現金が入るということです。
例えば急な事故でお金がどうしても必要になった。友人の結婚式が重なって現金が欲しい。ボーナスまであと数日なのにもうお金が無くなってしまった。なんてこともあるでしょう。
社会人になったらいろいろお金が出ていくことも多くて、一時的にお金が足りなくなることも多々あるかと思います。
そんな時に現金化は即日かつ早ければ10分程度で借り入れすることができ、緊急時の入用にも対応できますので、非常に機動性に優れた制度です。
2.専業主婦、学生などの借り入れ審査に通り辛い人でも利用可能
このクレジットカードの現金化は審査不要であることも大きなメリットのひとつです。
つまり一般の金融機関でお金を借りづらい学生、専業主婦、アルバイト、派遣社員、無職の方でも簡単に利用することが出来るのです。
クレジットカードさえ発行してしまえば、誰でも利用することができますので、総量規制などの影響でなかなか借り入れの審査に通らない！と頭を悩ませている方もこれで利用することができます。
3.経営者でも利用する人が意外と多い
創業間もない経営者の方もこのクレジットカードの現金化を利用する人は意外と多いようです。
経営実績のない、または少ない経営者の方の場合はサラリーマンと比較すると、社会的な信用度が落ちてしまいます。
そのため新しいクレジットカードを発行するための審査に通らなかったり、銀行からの融資に難色を示されることも多いです。
来週になったらまとまったお金が入ってくるのに、今週支払えるお金がない！
なんてことになったら目も当てられません。
ましてや黒字倒産なんてことは絶対に避けるためにこのクレジットカードの現金化を切り札として利用するのも良いでしょう！
4.ボーナス一括や分割を利用できる
現金化は普段クレジットカードでの商品購入と同じようにボーナス一括払いや、分割で支払うことができます。
来月まとめて払うのはちょっとキツイ！という方は一括ではなく、ボーナス一括払いや分割を利用して支払いましょう。
5.審査やインビテーションに重要なクレジットヒストリーがつくれる。
この現金化は一般の借り入れと違って、クレジットカードのショッピング枠を利用しています。
そのため実はクレジットヒストリーを積み重ねることができます。
クレジットカードを新規には発行するときや、よりランクの高いカードを発行したいときはこのクレジットヒストリーが非常に重要になっており、遅延延滞なく請求金額を支払うことでクレジットヒストリーを積み重ねることができます。
クレジットカードの中にはよく1年間での利用金額が〇百万以上になるとインビテーションが送られてくるなど利用金額に応じて、クラスの高いカードを申込することができるクレジットカードが数多くあります。
例えばイオンカード、エポスカード、アメックスゴールド、JCBゴールドカードなどです。
これらの上位カードのインビテーションはこの現金化を利用することによって、取得しやすくになります。
さっさと上位カードが欲しいという方はこの現金化を利用して見るのも一つの手です。
便利ですが、高金利なのであくまで緊急時のみの利用を！
以上のようにクレジットカードの現金化は即日借り入れできる点や審査がない点、厳密にいうと借金ではないため利用する人が多いようです。
しかしながら、一般のカードローンや銀行の融資などと比較すると非常に高金利となっており、継続的に利用するとそれだけ金銭的な負担が大きくなってくるのでお勧めできません。
あくまで緊急時や急な入用のときに利用しましょう！
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