フクロウギフト

■フクロウギフトというごく普通の換金業者

結論から言ってしまうと、可もなく不可もない換金業者となります。

つまり、他業者とさほど大きな差はない状況というわけですね。

乱立する換金業界のため、このような判断になってしまうのは致し方がないところ。

ということで、以下より、特徴を始め、信頼度の話を中心にお話を進めていきたいと思います。

換金率は高いけど、利用には二の足を踏んでしまうというのが、フクロウギフトの簡単な評価になります。

もう少し信頼度を得ることができれば、評価は一変し、優良店へ一気にのし上がる可能性はある業者だと思うので、ぜひとも利用者を安心されるようなサービスを展開していって欲しいところですね。

ともあれ、以下よりフクロウギフトの詳細について触れていきます。

■換金率は業界内でも高い方

フクロウギフトがどのような業者なのか？を知るために、まず換金率について触れていきましょう。

サービスの基本となる部分だけあって、換金率を見ればその業者の特徴が見えてくるはず。

ということで、早速、以下に一覧表を掲載するため、参考にしてみてください。

◇フクロウギフトの換金率一覧表

3万円以上～10万円以下 >>> 88%

10万円以上～20万円以下 >>> 89%

20万円以上～30万円以下 >>> 90%

30万円以上～40万円以下 >>> 91%

40万円以上～50万円以下 >>> 92%

50万円以上～ >>> 要相談

一覧表を見てもらえれば分かる通り、換金率は相場よりも少し上ぐらいといったところになります。

したがって、フクロウギフトのセールスポイントは「換金率」と言っても問題はないかと思います。

さらに、プランが1つとなっており、非常に分かりやすい状態になっているため、利用者も安心して換金依頼をすることができるかと考えます。

また、個人の利用者であれば、最短で3分という短い入金も実現可能。

法人の利用者であっても、翌営業日に入金（大きな額でも可能）になるため、非常にスピーディーといえるのではないでしょうか。

ちなみに、10万円未満の換金の場合は、送料や送金手数料も必要となってしまうことは頭に入れておきたいところですね。

◇最大98%という数字は何処にも出てこない

気になるのは「最大98%」という数字が、換金率のコンテンツを見ても、何処にも掲載されていないということ。

先の一覧表を見ると、50万円以上は要相談となっているため、最低でも50万円以上の換金をしなければなりません。

ちなみに、10万円区切りで1%ずつ上がっていくため、110万円程度の換金で可能になる数字なのかもしれませんね。

ともあれ少額換金の利用者が多い中、このような大金の換金は中々無いと思うので、実質92%が現実的な最大値だと言えます。

■会社概要の適当さが目に余る

フクロウギフトという業者を理解するために、会社概要を中心にリサーチしてみました。

結果、逆に信頼度を落とす形になってしまいました。

何故、信頼度を落としてしまったのか？は以下より記載していくため、ぜひともご一読を。

◇代表者名がフルネームではない

公式サイトには「責任者」として、相沢・後藤と2人の名前が掲載されています。

この2人がフクロウギフトの代表者名となるわけですが、通常はフルネームで掲載されているものです。

何か問題があったとき「後藤さんは居ますか？」と問い合わせたとき…「どの後藤でしょうか？」ととぼけられてしまう可能性もあるわけです。

もちろん「ホームページに掲載されている責任者の後藤さんです」と伝えればよいですが、悪徳業者になってくると、それでもしらばっくれることも。

ともあれ、繰り返しになりますが、通常は「フルネームで掲載する」ため、このような掲載方法には疑問が残るところです。

◇住所が○丁目までしか掲載されていない

信頼度を落としてしまう業者というものは、共通して言えることがあります。

「事務所の住所をはっきりと記載しない」と。

住所をはっきりとしておかなければ、悪いことをしたとき足がつきにくい、というよりも存在しない可能性もあり確認のしようがありません。

このように「見つからないようにする」という目的がある場合が多いからです。

つまり、悪徳業者によく見られる方法のため、信頼度を一気に落としてしまうわけですね。

フクロウギフトの会社概要を見てみると、このように住所が掲載されていました。

「東京都豊島区池袋4」と。

4丁目までの住所しか分からないため、この4丁目一角のどこに存在するのか？が分からないわけですね。

結果、このような曖昧にしてしまっている業者の場合、利用は可能な限り控えたいというのが本音ではないでしょうか。

もし、フクロウギフトに魅力があったり、利用せざるを得ないという場合は、しっかりと現在住所を事細かく確認してから利用するようにしましょう。

（ビルだったり、マンションだったりした場合は、何階なのか？何号室なのか？までをしっかりと確認すること）

■グレーゾーンを推奨するような記述が気になる

会社概要でお話したように、少々信頼度に関して疑問が残ってしまうところが、正直な考えになってしまいます。

さらに、この状況で信頼度に関して追い打ちをかけてしまう文言を見付けてしまいました。

========== ここからが引用 ==========

事業主様、法人様など中小企業限定の大口はお得な高現金化率で用意しております。

急に運転資金が必要になった時なども即日振込で対応いたします。

商品受け取り時に「商品代金の領収書」を発行致しますので経費として計上できます。

========== ここまでが引用 ==========

この文章を読んで、どのように感じましたか？

確かに経費として計上できそうですが…本当に計上しても問題ないのか？と心配になってしまった方も多くいらっしゃるかと。

現金化をして得たお金は、企業としてどのような位置付けの金策になるのか？は、正直なところ税の専門家ではないため、何とも言えません。

しかし、完全なるホワイトな運用方法ではないことは確かだと思います。

このようにグレーゾーンと分かっているにも関わらず、堂々と「計上できます」と断言するのはいかがなものかと、個人的には感じました。

ともあれ、法人・事業主が現金化するとき、そのとき得たお金の扱いに関しては、しっかりと理解してサービスを利用してきたいところですね。