アキバギフト

■懇切丁寧な印象を抱くアキバギフト

今回、紹介するのはアキバギフトという業者。

まず公式サイトを見て、そこから掲載されている情報の真偽を確かめていくわけですが、最初に受けた印象は「利用者思いの素晴らしい業者」というものです。

この印象を受けた大きな理由は、とにかく懇切丁寧だということ。

現金化業界というのは、どうしても色眼鏡で見られてしまう業界で、利用者側も「いざ換金」となると、大きな不安と戦っていくことになります。

その不安を少しでも取り除こうと、色々と尽力を注いでいるように見て取れるわけです。

例えば「現金化は…実際のところ違法ではないのか？」という点。

現金化は、一種のグレーゾーンに位置付けされる世界のため、この件はタブー視されているのです。

そこを堂々と「違法ではない」と、分かりやすく説明をしている状況です。

（気になる方は、ぜひ公式サイトに足を運んで一読してみてください）

こういったところから、利用者の信頼度を獲得していっているのだなと感じました。

利用者思いの良さ気な現金化業者…繰り返しになりますが、これがアキバギフトの最初の印象です。

さらに換金率を調べて、この思いが強くなりました。

ということで、続いて換金率について触れていきたいと思います。

■換金率はついつい期待をしてしまうほどの高さ

換金については、大きく3つのサービスが提供されています。

「携帯キャリア決済現金化プラン」「アマゾンギフト券買取プラン」「アキバギフト指定の商品買取プラン」です。

各々、一長一短があるため、自身にあった換金方法を選択していく必要があります。

ちなみに、換金率も各々のプランによって異なるため、しっかりと比較していく必要もあります。

ともあれ、最高換金率は98.5%(アキバギフト指定の商品買取プラン）となっています。

具体的には、このプランの中でもリピートプランと呼ばれるサービスで、言葉通り2度目以降の方が利用したときに適用される数字となっています。

ただし、50万円以上の換金となることは頭に入れておく必要があります。

ちなみに90%が本プランの一番低い換金率（クイックプランで1～30万円までの換金）となりますが、これでも十分すぎるぐらいの高さとなっています。

なかなか98.5%の換金率で現金化することは難しいですが、全体的に高く設定されているため、ついつい実際に手にする現金をイメージしてワクワクと期待をしてしまうところです。

ちなみにですが、最低の換金率は75%となっています。

「75%なんて低すぎない？」と感じるかもしれませんが、これには深い訳があるのです。

それが、携帯キャリア決済現金化プランだからです。

この決済方法の特性上、どうしても高い換金率を設定することができないのです。

それでも同プラン内の最大は80%となっており、頑張っているという印象を抱きます。

アマゾンギフト券の現金化は91%～93%と非常に高い換金率となっていることが分かります。

業者側も「必ず売れる金券」として有名なアマゾンギフト券のため、強気の換金率が設定できるわけですね。

ただし、アマゾンギフト券の換金には、ちょっとした注意が必要です。

それが、換金率はアマゾンギフト券タイプによって左右されるということ。

ちなみに、アマゾンギフト券の場合は、Eメールタイプ（再送可）が最高換金率となっています。

換金を考えている方は、可能な限り、このEメールタイプ(再送可)を選択するとよいかと思います。

ともあれ、業者としても「扱いやすいアマゾンギフト券は高く売れる」というわけで、高い換金率が実現できている状況です。

一言でまとまると…換金率は全体的に高めの設定とされていることは間違いありません。

■「惜しい」とつぶやいてしまう2つの情報

アキバギフトについて、色々と調べた上で記載しているわけですが、途中までは「良さ気な業者」「信頼度の高い業者」と期待をしていました。

実際に、ここまでポジティブな情報ばかりを掲載してきましたが…。

残念なことではありますが、諸所の部分で気になる点が、いくつか出てきてしまいました。

早速ですが、その2つについて、以下よりお話をしていきたいと思います。

とにかく「惜しい」という気持ちで一杯です。

◇事務所住所が嘘の可能性が大

事務所住所はズバリ「東京都千代田区外神田4-14-1」となっています。

秋葉原周辺に住んでいる方であれば、ご存知の「秋葉原UDX」の住所となっています。

7階～22階がオフィスになりますが、それ以外は商用スペースとなっており、毎日、お客さんで賑わっているようなビル。

このような素晴らしいビルの一室に、このアキバギフトが陣取っているわけです。

気になるのは、本当に審査が通ったのか？という点。

この手の、ブランド系ビルは、入居してくる業者を確実に身辺整理調査を行います。

変な業者を入れて、悪いイメージを付かしたくありませんからね。

正直なところ、現金化業者は「変な業者」という位置付けになっているわけです。

法律のグレーゾーンをかいくぐって展開されているサービスですから。

ともあれ、アキバギフトのような現金化業者を入居させてくれているのは可能性は低いと言わざるを得ません。

◇古物商許可証が掲載されていない

もう1つ気になる情報が、古物商許可証が無いのでは？という点。

通常、古物商許可証は、アキバギフトのような事業展開する場合、必須のアイテムとなってきます。

したがって、この手の業者は必ず公安委員会に登録されているのか？を確認する必要があります。

そして調べてみた結果、残念ながら、公安委員会には登録されていませんでした。

これが意味することは、法律違反で現金化サービスを提供していることを意味します。

もしかしたら公式サイトに未掲載だけなのでは？と、念のため、東京公安委員会を調べてみましたが、やはり登録はされていませんでした。

「たったこれだけのことで信頼度がなくなるのか？」と感じるかもしれません。

確かに、大袈裟すぎるのでは思いますが、ルール違反をしていることは間違いない、やはり結論は変わりません。

基本的に素晴らしいサービスを提供していると感じたにも関わらず、最後の最後で、このようなイメージダウン。

本当にもったいないの一言です。

新しい業者さんなので、今後、改善していく可能性もあるため、注視をしていくとよいかもしれませんね。