即キャッシュ

■公式サイトは簡素な作り

良くも悪くも、即キャシュの公式サイトは、必要最小限の情報が記載されている状態となっています。

他業者の公式サイトを多く見てきましたが、ここまで簡素な作りは類を見ないほど。

それもあってか、他業者と比べると少々心配になってしまうところです。

ちなみに、2014年10月で更新は止まるも、一応はCopyrightが2015年となっているため運営はしているようです。

■気になる換金率は？換金方法は？

続いては、メインテーマとなる換金方法と換金率について。

換金方法に関しては、スタンダードなキャッシュバック方式と商品買取方式の2つが用意されているため、さして説明をするような情報はありません。

後で、少し触れていきますが、基本的な換金の流れと同じとなっているため、混乱することはなさそうです。

ここで取り上げるのは、やはり「換金率」について。

公式サイトの作りに関しても特異な存在の即キャッシュという業者ですが、換金率に関しても特異な存在だったので、お話をしようと思った次第です。

◇還元率は珍しく現実的な数字？

平たく言ってしまうと、誇張表現をしていない現実的な還元率となっています。

通常、他業者のトップページなどを見ていると、分かりやすい場所に大きく「還元率95%」のようなイメージで掲載。

直ぐに目が付くため、利用者は還元率が高いと思い、サイト内を詳しく見ていくことになります。

さて、即キャッシュはどうでしょう？

驚くことに、トップページに大きく「還元率83%」という数字を掲載されているのです。

この数字を見て、直ぐに感じたことは「93%の間違えでは？」ということ。

そして、そうでもなさそうなことを理解し、改めて驚きます…「低い」と。

ちなみに、この還元率83%という数字は、最大の還元率ではありません。

実は、90%まで上げることが可能となっています。

それでも業界内では低めの設定となっていますが、トップページに最大値を持ってこない、非常に珍しいサイトデザインになっているのです。

ただ考えようによっては、逆にこれが安心感を生むのかもしれませんね。

一般的な業者であれば、先に記載したとおり、通常は最大95%のように大々的に宣伝をしアピールをします。

その後、実際に換金となったときには、諸所の条件を満たすことができず、最大値ではなく少し低い還元率で換金されることが多いです。

これが常套手段ではありますが、即キャッシュは、このようなだまし討のようなことはせず、ストレートに、この数字で換金してくれる安心感があるのかもしれません。

◇現金化の還元率ページが見づらい！

どうしても特異なサイトデザインとなっているため、公式サイトについてのお話になってしまうのですが。

とにかく、現金化するときの還元率の一覧表が非常に見難いのです。

通常、数行ぐらいの表になっているものですが、1万円単位で50万円程度の換金額を懇切丁寧に掲載してくれているため、非常に縦長の表になってしまっています。

面白いと言ってしまうと失礼かもしれませんが…1万円単位で上がっていくのですが、その元となる数字が「29,800円」からなのです。

そこから「39,800円」「49,800円」…と。

なぜ、このような端数で計算をしているのかは察することはできませんが、非常に目を引くことは確かです。

（非常に理解しにくく、見難いですが）

■その他情報は他業者と大体同じ

ここまで読んでみていかがでしょうか？

中には怖いもの見たさで、とりあえず公式サイトに足を運んでみようと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

1つ忠告をしておくと、申込から現金化までの流れなどはごく普通の業者ということです。

あくまで、公式サイトが特徴的なだけというわけです。

・指定した商品をクレジットカード決済で購入

・決済額と還元率で現金化する金額を計算し振込

・購入した商品を待つ

このような流れとなっているため、目新しいことは無いかと思います。

■事務所は銀座の一等地に構えている？

さて、即キャッシュですが、どこに事務所をおいて運営をしているのか？

公式サイトに会社概要が掲載されていたため、色々と調べてみました。

まず、住所ですが、なんと銀座の一等地に事務所を構えているのです。

ただし…その住所を地図で調べてみると、換金業界では、よく目にする光景ではありますが、実在しないという結果に。

ちなみに、ビルに関しては実在するため、単純に住所を間違えているのかもしれません。

（住所：東京都中央区銀座2-2-10　銀座藤ビル2F）

ということで、銀座藤ビルの賃貸状況を調べられるだけ調べてみました。

結果から申し上げると、即キャッシュが事務所を構えている気配はありませんでした。

賃貸状況を調べているとき、1階の入り口部分に「看板」が掲示されていたのですが、2Fに即キャッシュとは違う企業が。

具体的には、ネット上にある画像を見ただけなので、情報が古いだけで、今は即キャッシュの名前が掲示されているかもしれませんが。

確実に知る手段として、直接、貸しビル業者に問い合わせる方法があるため、心配な方は確認しておくとよいでしょう。

■営業時間が驚きの「土日祝日」休み

色々と驚かせてくれる換金業者ですが、極めつけは見出しに記載した通り「土日祝日が休み」ということ。

換金業界では、ある意味で土日祝日が稼ぎどきです。

それにも関わらず休む業者なので、本当に特異な存在といえます。

さらに、相談窓口なども通常19：00ぐらい、遅い場合だと21：00ぐらいまでサービス提供をしてくれます。

即キャッシュの場合は、17：30までと非常に短いです。

したがって、利用する場合には、営業時間、休みの日をしっかりと意識して利用するようにしたいところですね。

■情報が非常に少ない業者

そもそも、即キャッシュは、口コミ情報も、ランキングサイトでも情報が非常に薄い業者です。

通常であれば、少し調べれば口コミ情報などは直ぐに見つかるのですが、即キャッシュは本当に出てこないのです。

言い方を変えると、それだけ利用者が少ないと言いることに。

利用する・しないはあくまでも自己判断とはなりますが、敢えて、ここを利用する意義がないのであれば、他業者に依頼をした方が無難かもしれませんね。

公式サイトの特異性、還元率は平均を下回るぐらい、営業時間も短く土日祝日は休み。

ここまで悪条件が揃ってしまうと、どうしても「他業者に依頼」という流れになってしまうのは致し方がないところかと思います。