青葉

■家電の買取で現金化する業者「青葉」

沖縄市を拠点におく現金化業者「青葉」。
他の現金化業者と比べると、少し違うところをもっている業者になります。
それが家電の売買を得意としているということです。
つまり「訳の分からない商品を買わされる」という心配が一切無いという大きなメリットを持っている業者になります。
もっと言うと、クレジットカードで家電を購入しなくとも、持っている家電さえされば、簡単に現金化することができるというわけです。
一言で言えば、家電リサイクル店と言ったところでしょうか。

したがって、現金化業者の中でも異彩を放ってはいますが、信用度は高い方と言ってもよいかもしれません。
とはいえ、デメリットも多くあるのも事実。
これも踏まえて以下よりお話を進めていきたいと思います。


■換金率は…明確に記載できないのが実情

通常であれば、換金率の一覧表を紹介するのですが、青葉の場合は、これができない状況です。
利用するときに初めて換金率が分かるという状況になっています。
扱っている商品が家電となってしまうため、相場が安定しないことが大きな要因になっているからです。
このように記載をしてしまうと、ついつい身構えてしまいますが…実際のところは、ボチボチの換金率といったところです。
ということで、この青葉の換金率について、もう少し見ていきましょう。

◇相場が動きやすいとはいえ…安定はしている

「明確に記載できない」と言いつつも「相場は安定している」と矛盾していることを記載して申し訳ございません。
ハッキリと言ってしまうと…80%ほどで換金することが可能です。

これは家電を扱っているという点、プラス業者側の利益分を考慮した上の数字となっています。
家電というアイテムは、確かに相場が上下しやすいですが、これはあくまでも型落ちしたり、新商品が出たりで変わる相場のことを指します。
要は「冷蔵庫であれば大体○○～○○％」という数字の中で上下するだけなのです。
パソコンや洗濯機、DVDレコーダー、テレビもしかりです。

したがって、青葉の方から指定された家電製品というのは、その相場の中でも最高ランクの数字を出せる製品を扱っていることになります。
結果、安定して換金することが可能というわけですね。

色々と、回りくどい言い方をしてしまいましたが、まとめると「80%ほどの換金率」ということです。


■時間的に余裕があれば…自分自身で現金化？

青葉という業者は、基本的に買い取った家電製品をネットオークションなどで売り捌いて、その差額で利益をあげています。
非常に手の込んだことをしているわけですが、これであれば、自分自身でもできるのでは？と感じる方もいらっしゃるかと。
現金化サービス利用のメリットは、何と言っても「スピード」です。
つまり、直ぐに現金が欲しい方で、かつ消費者金融系で融資を受けることができない方が利用するわけですね。

さて、もし「時間的な余裕があった場合」を考えると意外と現金化は自分自身でもできるものとご存知でしたか？
言ってしまえば、青葉と同様のことを自分自身で行えばよいだけのお話になります。
もちろんリスクを背負わなければならないということは、大きなデメリットになりますが。

例えばですが、人気家庭用ゲーム機であれば、かなりの高額でオークションにて取引が行われています。
価格.comなどで最安値を見ると、3万5千円ほど。
これと同機種のゲーム機をネットオークションで探してみると、約3万2千円程度で落札されています。
単純に91%ほどの換金率が可能となっているのです。

繰り返しになりますが、これはあくまでも一例であり、必ずしも上手くいくものではありません。
ギャンブル色も出てくるため、細心の注意が必要なことは理解しておいてください。
ただ、時間的に余裕があって、しっかりと相場を見極める力があるのであれば、挑戦するのも1つの手かもしれません。
扱う家電製品によっては、時として換金率100%超えになることも…。


■気になる点はあるものの信頼度は高い業者

少々、青葉の話から逸れてしまいました…話を戻していきましょう。
そもそも青葉という業者は信頼に値するのか？という点を焦点にお話を進めていきます。

結論から言うと、気になる点はあるものの、他現金化業者と比べると比較的信頼度が高いと言えるでしょう。

◇拠点が沖縄という点が大きなデメリット

よく目にする現金化業者であれば、沖縄であろうが北海道であろうが、全てネット上で完結するため、大きな問題にはなりません。
しかし、青葉の場合は、家電製品を扱うため、いちいち購入した商品を沖縄へ郵送する必要があります。
この手間が非常に大きいため、面倒になってしまいます。
また、換金率は上記で記載したように80%程度となるため、苦労の割には…という疲労感が出てしまう可能性も。

◇会社概要の住所が曖昧

会社概要に掲載されている事務所住所は「沖縄県宜野湾市」となっています。
家電製品を郵送しなければならないにも関わらず、詳細が記載されていないというのは、いささか気になるところ。
申込をして初めて具体的な住所を知らされることになると予想されます。
であれば、最初から詳細な住所を記載していてもよいのでは？と思ってしまうわけですね。
意地悪な見方ではありますが、詳細な住所は一般公開したくない理由があるのでは？と勘ぐってしまう方もいらっしゃることでしょう。
結果、利用する前に、しっかりと住所を問い合わせておく必要があります。

◇古物商許可番号が沖縄公安委員会で発見できず

家電製品の売買を行うわけですから、古物商の許可が必要となります。
沖縄公安委員会に届け出をし、古物商許可番号を貰わなければ、このような商売をすることはできません。
実際、青葉の公式サイトには「沖縄県公安委員会許可第971050000378号」と掲載されているため、問題ないと判断することができます。
が、念のため、この番号が本当に発行されたものか？を確認するため、沖縄公安委員会で調べてみたところ…発見することはできませんでした。
創業20年の業者になるため、恐らくしっかりと登録はされていると予想されますが、念のため、利用する場合は住所と同様に事前に確認をしておきましょう。
（ちなみに、沖縄公安委員会に問い合わせても回答してくれません）