ネットショッピングは、今ではごく当たり前のサービスとなっており、多くの方が利用しているかと思います。
使い勝手も良いですし、とにかく安いものを簡単に購入できるという大きなメリットを持っています。
その反面、注意しないといけないこともあるのも事実。
例えば、操作ミスをしてしまい誤発注してしまったり、住所を間違えてしまったり…と。
中でも多い失敗が「決済ボタンの連続押下」
クレジットカードで支払いをしたとき、この決済ボタン連続押下をしてしまった場合どうなるのか?
押下した分の請求がくるのか?などを以下より触れていきたいと思います。
結論からいうと…「多分…1回分だけの請求になるはず…」
「連続押下しても一回分の請求になるから大丈夫ですよ!」と断言したいところですが、見出しに記載した通り “多分、大丈夫”というはっきりしない回答となってしまいます。
理由は以下より説明をしていきます。
各サイトが利用している決済システムによって状況が異なる
まずクレジットカードで決済するために各サイトは「決済システム」を導入しています。
これはシステム開発を生業としている方々が作ったもので、世の中には様々な種類のものがいくつも存在するのです。
つまり、とあるサイトで利用している決済システムは問題ないけど、また違うサイトでは重複して請求されてしまったということがありえる状況に。
結果、絶対に大丈夫と断言ができないのです。
基本的には連打されても大丈夫のように作られている
ちなみに、決済システムを開発しているような業者は必ず「連打されても大丈夫」のような作りにしているはずです。
よくあるヒューマンエラーは必ず対応するのが常識ですからね。
とはいえ、人が作ったものには変わりなく「絶対」というものは存在しません。
このような背景もあり「多分…1回分だけの請求になるはず」という回答になるのです。
安心をするためには各方面へ連絡する
では、「多分」を「絶対」に換えるための対処法を以下より説明をしていきます。
やることは簡単なので、安心をするためにも、かつ過重請求されないようにするためにもサクッと実行してみてください。
決済を行ったサイトへ連絡
まず、決済を行ったサイトへ連絡します。
例えば、Amazonだったり、Yahoo!ショッピングだったり、楽天ショッピングだったりした場合、これらのサポートデスクに連絡をすることです。
多くの場合は、ここで「大丈夫」という回答を得ることができるかと。
理由は、決済したときの履歴を確認して「1回しか決済処理がされていない」と確認ができるはずだからです。
実際に商品を購入したお店へ連絡
もしAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天ショッピングのような大手ショッピングモールのようなサイトではなく、個人経営をしているような場合は、この個人店に直接連絡をすることになります。
こちらも、先の説明と同様に履歴を確認することで、簡単に対応することができるかと思うので、問題ないかと。
また、何度も決済されてしまっていても、キャンセル処理や返品処理などで簡単に対応することができるため一安心できるかと思います。
クレジットカード会社へ連絡
ちなみに、万全を期すのであれば、上記以外にもしっかりと1回しか請求されないようにクレジットカード会社に念を押しておくとよいかと。
緊急時、話が通っている場合と通っていない場合では、対処のスムーズさに差が出ます。
恐らくクレジットカード会社を巻き込むような大きな問題にならないことが多いかと思いますが、どうしても心配という方は、ここまでするとよいでしょう。
請求書をしっかりと確認することも忘れずに
上記を行ってバッチリ対応をしたとしても、必ず請求書や利用明細書を確認するようにしてください。
最後の最後まで気を抜かないことが大切であり、実際に「対応したはずなのに複数回請求された」というケースも発生しています。
繰り返しになりますが、最後まで気を抜かずに確認をするようにしましょう。
もし、対応が遅れてしまい商品などが届いてしまったら返品して返金をしてもらうことになるかと思います。
また思わぬトラブルに発展してしまったら、国民生活センターなどに相談をするとよいでしょう。
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