クレジットカードを利用したとき、利用手数料を上乗せされた経験ってありませんか?
そもそも、この手数料とは何なのか?利用者が支払わなければならないものなのか?このように、クレジットカードの手数料に関して色々と疑問に感じている方もいらっしゃるかと思います。
ということで、ここでは、この手数料に関して詳しくお話をしていきます。
知識として持っておくと後々便利かと思うので、ぜひ一読してみてください。
「手数料」は実は2つの意味がある
そもそも手数料と呼ばれる代物は大きく2つに分類できます。
各々の詳細を以下に記載するため、まずは頭に入れてみてください。
クレジットカード加盟店がクレジットカード会社へ支払う手数料
クレジットカードが利用できるお店は、各種クレジットカード会社の加盟店となっています。
代表例で言えば、JCB、MasterCard、VISAといったところでしょうか。
しかし、お店側はタダで加盟をすることができるわけではありませんし、利用ができるようになるわけではありません。
利用料という形で、決済金額の数%(クレジットカード会社、契約内容によって細かく異なる)を支払わなければなりません。
これが「手数料」というわけですね。
余談ですが、お店側はこの手数料を払ってまでもクレジットカードを利用できるようにした方が、断然、集客力が良くなります。
だからこそ、多少、無理をしてまでも最低限、国際ブランドは利用できるようにすることが多いのです。
クレジットカード代行業者に支払う手数料
もう1つの手数料は「代行業者に支払う手数料」。
そもそもクレジットカード決済の代行業者とは何なのか?
平たく言えば、クレジットカード会社に加盟していないお店が代行業者に依頼して、違うお店として決済をしてもらうというもの。
例えば、A店という飲食業者が代行業者に依頼をすると、A店で決済されるわけではなく、代行業者が運営しているお店で決済をするというものになります。
結果、お店側が代行業者に支払う手数料が、ここでいう「手数料」になります。
ちなみに、代行業者は、当然、加盟しているクレジットカード会社へ通常の利用手数料を支払うことに。
前者…利用者は「全く関与しない」というのが基本
まず「お店側が加盟店となりクレジットカード会社へ手数料を支払うケース」について。
この場合、クレジットカード利用者、つまり「客」は、この手数料は支払う必要はありません。
むしろ意識しなくてもよい部分であり、全く関与しません。
つまり、現金5,000円で支払うケースであれば、クレジットカード利用時でも同じく5,000円を支払うだけです。
もし請求されてしまった場合は、丁重にお断りしましょう。
規約で「支払金額は現金支払い時と同じでなければならない(手数料を請求してはいけない)」と定められているからです。
それでも請求されてしまった場合は、そのクレジットカード会社へ連絡して対応してもらうようにしましょう。
後者は…怪しい世界になってくるため注意
もう1つの手数料に関しては、ポイントが「代行業者に依頼しないといけない」という点です。
クレジットカード会社は、加盟したいと申請があったお店を徹底的に調べることになります。
このような審査をする理由は「詐欺グループなどの犯罪行為、またはそれに近いお店に利用させないため」。もちろん、他にも色々な理由があり、健全経営をしているお店であっても加盟できない場合もありますが。
ともあれ、1つの大きな理由として、このようなことが挙げることができるわけです。
言い方を換えると、加盟できない後ろめたさがあるようなお店は代行業者に頼るほかないことに。
しかし、この代行業者に支払う手数料は、あくまでも代行業者の利益になる部分のため、客側に請求してはいけないという規約はありません。
結果、手数料が上乗せされてしまうことが多いのです。
ともあれ、このような形で手数料を請求してくるお店に関しては注意をしてサービスを利用するようにしましょう。
中には、代行業者に支払う手数料に上乗せして請求してくる場合もあります。
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